今回初観覧ですが、以前に当該担当煙火店さんより概要はお聞きしていましたので、当たり外れの心配の無い期待充分での参戦です。
この大会は開催の趣旨が面白いですね、バブル時代の高度成長期に湖水の水質悪化が問題になり、昭和57年に「佐鳴湖をきれいにする会」が周辺の自治会で発足、佐鳴湖の浄化と自然環境保全に願いを託して、花火大会を開催してきたとの事です。
会場は佐鳴湖西北岸(時計台付近)との主催者情報に基き、いろいろな花火大会情報に記載されていますが、この場所は花火の打上場所であって観覧場所ではありませんので、ご注意して下さい。私も勘違いしてここが観覧場とすると打上は湖上で台船でも使用するのかと思って、この場所を下見しましたが、下記の打上設営中の業者さんにお聞きして判りました。結局この一帯は観覧禁止区域で、見物場所は対岸という事になります。
観覧場所はほぼ正面南寄りに大会本部や招待席の一角があり、この周辺での観覧としましたが、実にゆったりとした環境です、事前の場所取りの必要は全くありませんが、先着の花火仲間にさらに良好な場所を確保して頂いての快適な観覧&撮影となりました。夕刻に遠くで雷がなっていまして、名古屋方面は大荒れでナガシマの大会も中止になったようですが、幸いこちらは雨の心配も無く、風向きも良好でした。
観覧は湖岸一帯から可能のようですが、湖水面越しに見るには東岸という事になりますが、この花火大会本部周辺以外に、この日は同日に東南岸の入野地区で夏祭りが開催され、朝から行事があり、夕刻には盆踊り大会、花火打上時には手筒花火が手筒愛好会の志炎会さんの有志で披露されているようです。一般にはコチラがメイン会場かも知れませんね、夜店も並び賑やかな様子が遠望されました。
右写真は今回の東岸の観覧場所からで、対岸から花火が揚ります。
下記写真は西岸を下見時に筒場を見せて頂きましたが、左図が小玉や早打ちの打ち上げ、右図が8号10号玉の打上場所で約45本の筒が並び、半数が10号玉、さらに近くでスターマインの打上場と3ヶ所に筒場が分かれています。 |
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花火は定時のPM7.30に10号玉1発の打上で始まり、4号〜8号・10号の単発と約5分おきの小中スターマインを繰り返し最後に3ヶ所ワイドの大スターマイン〜錦冠一斉〜留めの10号玉数発で締める。前半は比較的単調な滑り出しですが、後半は早打ちのピッチも上がり8号10号の素晴らしい玉を織り交ぜての見応えのある大会です。打上ピッチはスポンサーの長時間の読み上げも少なく、軽快なピッチで進行します。
煙火担当は地元「田畑煙火(株)」さんで、パステル色を含め色種が豊富、玉種も豊富でかつまた花火の完成度も高いという素晴らしい煙火業者で、単発打上として8・10号玉約45発が揚るという大会は他に見当たりませんね、田畑さんの単発をじっくり楽しまれたい方にはお勧めの大会でしょう。
注文があるとすれば、打ち揚げる玉同士の重なりが多く気になりました、他の多くの花火大会でも見られますが、折角の名花とくに10号玉は引き先の変化が終わってから次を揚げてほしい、上記のように筒場が分かれていますので、筒場間の打上の連携が取り難いと想像されます、ここは筒場をまとめてスターマインでは大玉を入れた打ち揚げなど持ってこられるなど、一体とした演出をされるとさらに素晴らしい大会になると思われます。
スターマインは9回ありますが終盤までは1ヶ所打ちの比較的小規模、しかしフィナーレの大スターマインは見応えがありました、3ヶ所から長時間を使って玉種をパート毎に分けた素晴らしい演出、最後に離れた筒場から10号玉を打ち上げて留めとなりますが、ここはやはりスタマの上空で8・10号玉を使い一体として縦の迫力も出して欲しかったなというのが贅沢な感想でした。はともかくこの佐鳴湖花火大会、遠州地区の私の観覧歴では高ランクインの大会となりました。
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