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フィルムのISO感度・   増感−減感処理
○○○○○  100
カラープリント用  デーライトタイプ
ISO100/20° CN−16、C−41
                  ネガフィルム   フィルムのパッケージには必ず枚数表示とこの感度表示が大きく書かれていますね。                                           
この100がISO感度表示(50〜1600)

ネガフィルムは通常このようにカラープリン用と書かれています。デーライトタイプとは光源が昼光用という通常フィルム
で、ネガの場合は照明用のタングステンタイプはまず店頭には置かないでしょう。ISO100の後の/20°という表示はDINというドイツでの表示規格で、とくに意味はありません。CN−16、C−41というのはカラーネガの場合C−41というのがコダックの現像処理でこれが世界の共通処理となっていますが、国産の場合フジの場合CN−16、コニカの場合CNK−4という表示が記載されているが、処理液がほんの若干違う程度で、共通処理記号C−41が必ず併記されておれば、どんなフィルムもどんなメーカーの店頭で処理出来ます。もっともこれ以外の表示は通常無いと思いますが。あと表示されるのは、35mmフィルムの場合の36枚撮りだと、135−36という表示、有効期間、製造番号。

ネガフィルムの場合ISO感度は、低感度のものとしては、以前コダックのエクター25という低感度のものが有ったが5〜6年前に製造打ち切りとなり、現在はコニカのISO50が一種類あるだけで、あとはISO100以上、乳剤の高性能化で現在主流はISO400で使い切りカメラはISO800が主流となった。花火撮影はISO100が低感度、高画質という点で常用フィルムになっている。
 

               リバーサルフィルムの場合        

カラーリバーサルフィルム
デーライトタイプ
ISO100/21°
処理CR−56/E−6
リバーサルフィルムは通常ポジフィルムとも呼ばれ、現像されたフィルムは、そのまま正画像として鑑賞
出来る。用途はスライドでの鑑賞及び印刷用が目的で、ダイレクトプリントとしてプリントも出来る。

デーライトタイプが普通で、タングステンタイプは色温度の低い写真電球用の補正用フィルムで、通常撮影では使用されないので、ここでは割愛。処理記号がこれはフジの場合CR−56がフジの純正現像、E−6がネガと同じくコダックの現像処理で、かつ世界のポジフィルムの統一規格処理で、普通フィルムは同時記載されているがE−6と記載があればどんなフィルムもメーカー名に関係なく処理出来る。
同一メーカー系列のラボに出すほうが安心という意見もあるが、私の感想はまず関係ない。それよりもフィルム、現像自体のバラツキのほうが影響は大きい。

種類は実に多様な商品があって初心者は迷うが、通常ハイアマチュア・プロによく使われるのが、フジ・プロビアF(RDPV)ISO100やベルビア(RVP)ISO50、初心者用としてフジ・トレビやコダック・ダイナ等・・・・。コダックにコダクロームという外式といわれるタイプがあるが、専用現像にかなり時間が掛かりますのでご注意。ネガも同じだが、ポジは特に現像が出来ると、情報は固定される為、その後の補正はきわめて制限される為、フィルムの製造もデリケートで、特にプロフェショナルと記載されたタイプは、乳剤が最高の状態が出荷時である場合が多いので、出来るだけ早く使う、早く現像に出す、低温保存する(14゜C以下)等に気を使いましょう。

花火の場合ISO100がやはり使いやすいが、ISO50を使われる方も多い。
さて、ここで本題のISO感度ですが、ISO感度は50、100、200、400,800、1600といろいろありますがこの一段階毎に明るさは2倍になって行きます、これを一段という。2段とは4倍。普通撮影ではISO400が使い易いのは、絞りを2段絞れる又はシャッターを2段早く出来る差は大きいのです。ストロボを使用する場合も、光の到達距離が伸びる・・これは又ストロボの項で説明します。

増感・減感現像 
                                            
通常使われる事は有りませんが、増感現像とは通常現像ではなく、感度を上げて現像する事で、目的はたとえばISO400のフィルムが欲しい撮影状況でISO100のフィルムしか持ち合わせが無かった場合、どうするかですが、この場合ISO100のフィルムをセットし、カメラのISO感度設定をマニュアルでISO400に設定し、撮影後現像に出す時に2段(4倍)増感と指定(もしくは100を400で写しましたと申告)すれば、400で写したと同じ感度で現像が出来上がるというものです。逆に感度を落とすのが減感現像
この感度設定をマニュアルにしないと、カメラはバーコードにより自動的に設定されるので注意して下さい。ポジの場合、増感は最大2段(4倍)、減感は1段まで。ネガも同じ条件で出来ます。但し、この場合コントラストは強く、画質も多少荒れる傾向にありますので、非常用として考える方が無難。プロの場合は、しかし多用される。
ネガVSポジの項で述べた様に、撮影技術が完璧であっても、フィルムのバラツキ、現像処理の多少のバラツキで、どうしても不安な場合、数枚同じ条件で撮影して、一枚を試し
現像で結果を見たうえ、増感、減感にて目的の結果を得る為という事になる。

このISO感度は基本的に乳剤の粒子の大きさに影響されて来て、粒子が大きいと光が回りやすく、従って高感度になり、粒子が小さいと低感度になり、いわゆる低感度・高微粒子フィルムとなるが、現在はこの乳剤もかなり進歩し、ISO400,800クラスでもかってのようなザラツキは通常プリントでは感じられなくなって来てネガの場合ISO800が常用フィルム化して来ている。

カメラ専門店店頭で無数のフィルム商品があって迷うかもしれません。写真店時代ネガのつもりでポジフィルムを持って来られる方が、ほんのたまにおられるが、ネガかポジか普通のフィルムか特殊フィルムかは、上記のパッケージの日本語枠内で

C−41とあれば通常のカラーネガフィルム
E−6とあれば通常のカラーポジフィルム

が間違いないでしょう!これは写真店での新人にまず教える事です、ポジフィルムをネガ現像してしまうとアウトですから。あとはISO感度表示と35mmフィルムであれば135−24、36と枚数の確認。細長いフィルムは中判カメラ用のブローニーフィルムと呼ばれるもので、お間違えの無い様に。