第65回 下田 黒船祭 海上花火大会
ペリー来航を記念しての下田市全市を挙げての3日間の 黒船祭り、その初日に花火大会、翌日には河内手筒花火 が祭りを盛り上げます。2004年分観覧記録と花火写真。 ここ独自の海上スターマインは必見です! 中部の花火情報館 |
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2004年 第65回黒船祭海上花火大会 開催日 2004年(H16年)5月14日(金) 場所 静岡県下田市下田湾内 時間 PM8.15〜8.45 交通 伊豆急「下田駅」歩10分 花火数 3000発 問合せ 下田市観光商工課 0558-22-3913 下田市観光協会 0558-22-1531 打上玉数(大会案内パンフより転記) 大玉(10号、15号)11発、中玉(7号、8号)27発、 芸術玉(5号以下)295発、スターマイン15台 海上スターマイン4台、海上扇菊(海上打込)3台 |
| 大会概要(2004年) 3日間に亘るさまざまな各種行事の内、ここでは花火大会を観戦記と共に紹介します。 下図のように、ここは海岸部の大会によく見られるように、打ち揚げ場が玉種により広範囲に亘りますので、初観覧の場合、状況把握が大変ですので、参考にして見て下さい。大会パンフ(新聞折込用)は「ベイステージ下田の2Fの下田市観光協会で頂けます。芸協玉5号5発ずつ8組の40発は玉名、作者が記載されていますが、各時間ごとのプログラムは無いとの事でした、これは今後是非お願いしたいと思います。 玉数は正確な公表数は不明でしたが、とにかくここは多くの特徴があります。単玉は最大15号玉1発を含む7号以上が38発と素晴らしい玉が揃い、芸協玉40発は小玉とはいえ約5分間の楽しみタイム、海上扇菊は台船からの打ち込みで、昨年データーによると3号、4号の各10玉が水上で開花します、台船1は(株)イケブンさん担当でスターマインが主体、台船2を含む多くは(株)ホソヤエンタープライズさんと2社での競演。そしてここのメインは何といっても最後の海上スターマインで詳細は別記しますが、ホソヤさんの独自考案とされるまさに爆裂スターマインは必見というか、私の場合今回これの観戦・撮影が目的であったほどです。 一般の花火大会とは一味違った楽しめる大会として、私は今回初挑戦でしたが、写真ファンは勿論、一般花火ファンにもお勧めの大会です。 |
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花火大会会場の概要 犬走島からは10号と15号玉の打上、みさご島からは7号、8号の単発主体に中盤の小スターマイン1回と終盤に3回の小スターマイン、台船1(イケブン担当)からは大中小のスターマイン、台船2(ホソヤ担当)からは単玉早打ちが中心として揚がり、海上スターマインは4基の同時打揚げ、というのが今回の概要ですが、島は固定で変更は無いでしょうが、台船や海上スタマは次回どうなるかは全く未定ですので、次回観覧に挑戦される方は、これをあくまでも参考として、その都度現地での調査をして下さい。 花火観覧主体の方は図の「ベイステージ下田」の海岸部が最適と思われますが、「まどか浜海遊公園」が駐車場とともに整備されて、主催者としては今回ここを「花火見物会場」と案内されていますが、「まどか浜P」は今回PM5.15〜9.15の間は車の入出庫が規制されますので、早めにお越しを。ベイステージ下田は別称「道の駅開港下田みなと」として無料Pがありますが、あまり大きなPではありませんので、ご注意を。 下田公園側は未調査ですが、大玉かぶり付きには面白そうです。 |
| 観戦記(2004年) 5月といえば梅雨前での暖かい季節にも関らず、意外とこの時期花火大会が少ないのが不思議な気がしますが、なぜ花火は一般的に夏と決めているのでしょうね、お盆の行事としての盆踊りや灯ろう流しや地区の夏まつり行事の一環としての花火大会が多いのは当然としても、真夏の猛暑の中、見る方も作業する方も大変だと思いますね。地区サービスとして、又は一般の花火大会は気候のいい春か秋に開催した方が花火もクリアーに見えるし、観衆も早くから来ても苦にならずに楽しめると思うのですが。 と、余計な意見は別としまして、この頃近辺では花火大会は無く、目星を付けていました下田まで遠路初観戦となりました。ここは上記のように、花火鑑賞だけでしたら「ベイステージ下田」や「まどか浜海遊公園」周辺に遅い来場でも特に苦労する事無く花火が楽しめそうですが、花火写真も目的とする場合はそうは行かない、というより撮影場所に全く悩みまくる場所でもあります、どの場所でどの時間にどんな玉が揚がるのか、風向きは、距離は、観覧場所の状況はと写真目的の場合の基本情報を仕入れたいが、打ち揚げ場所がここの様に広範囲に亘る会場の場合、なかなか初来場では判り難いものです。 事前情報としてネット上のHPをまず頼りとする訳ですが、今回はM42首相氏の「花火横丁」と高山氏の「花火旅日記」が写真と場所情報も入っており非常に参考にさせて頂き有難うございました、この事前情報に基き現地確認となる訳ですが、今回といいますか初の大会は気もあせり、どうしても早めの現着となり、AM9.30には周辺の概要下見、ここは「ベイステージ下田」が道の駅「開国下田みなと」となり無料駐車場が用意されていますので、ここへ駐車すれば食事も休憩も楽で、和食店での遅めの朝食、目の前が魚市場だけに刺身&煮魚定食が\1050とリーズナブルかつ美味しいですので皆様も是非どうぞ。 夜中下道走行の睡眠不足の為、車内で2時間ほどの爆睡のあと、来着のY氏等と落ち合い、今度は昼食と今回は空腹知らずとなりました、その後本格的な観覧場所の検討、特にY氏には非常に感謝でした、昨年の時間毎詳細プログラム(今年もほぼ同じ)や詳細情報、現地での海上スターマインの正確な位置の測量割り出しetc本当に助かりました。また顔見知りの常連カメラマン氏の情報、花火職人さんよりの情報、関東方面お馴染みの花火ファンの皆様と、当初の心配から一転、実に豊富な情報を頂き、皆様有難うございました。また当HPが新たな参加者の少しでも一助になればと思います。 結局撮影場所をベイステージの対岸「ハリスの小道」としました。風向きが予報通り昼の南風から北北西に変わりそうという事と、今回の主目的「海上スターマイン」により接近する為でありました。しかしこの場所はこの目的では快適ではありましたが、2台の台船からは遥かに離れ、ここでの演出、スターマイン、海上扇菊、芸協5号等は遠花火となり目視では一応楽しめるものの迫力は望めない感じでしたが、7号8号玉や10号玉には全く支障なく、今回も素晴らしい玉に満足でした。まどか浜では「みさご島」と「犬走島」がほぼ同方向の為、カメラをあまり振らずに済みそうで、スタマも比較的近い。ベイステージ前がやはり、ここでの観覧としての台船配置の為、観覧は最高でしょうが、写真撮影としては、左右に頻繁にカメラを振らざるを得ないでしょう。と各場所目的により一長一短のようです。 海上スターマイン 本日の主目的はこの海上スターマインです。写真のようにドラム缶状の筒というのも異様な光景、業者さんのお話によれば1個に最大玉7号が2玉以下多数の小玉を詰め込んで、下部の発射薬によりまとめて打ち出すという物でこのドラム缶が今回4個使用されました。ドラム缶そのものでも浮くそうですが、安定の為、両脇を角材で固定、各缶を防水速火線で連結して、3時ごろには海上に浮かべて展開されます。なんともユニークな方法ですね、一般の打ち上げ筒のように玉の高度は期待出来無いでしょうから、親導の調節も難しいでしょうね、全玉を過早発状態にして、短かすぎれば筒ハネの危険、長すぎれば海に落ちて海中スターマインになってしまいますが、程よく上がり無事の炸裂となりました。 このスターマイン、プログラムの最終PM8.44に、事前には各缶に付けられたトーチに点火後約50秒後に炸裂となります、このトーチの灯りは湾内何処からも見えますが、アナウンスは無いようですので注意しましょう。これの終了頃に15号玉が大止めとして揚がります。 この「海上スターマイン」は「海上爆裂スターマイン」といったほうが似合いそうですが、これを完璧に写し込むのは至難のようです、噂される通り事前露光から終了まで写し込むと芯部周辺は完全に明るすぎて飛んでしまうし、あまりにも絞り過ぎれば芯部以外の玉が暗くなってしまう、爆発瞬間を外せば、あまり面白くない、その年の玉の発火タイミング・上昇具合でも変わるでしょうし、今回デジカメと35mmネガの2台で望みましたが、結果は載せたく無いほどの出来に不満足、同時に撮影に臨んだ多くの皆さんと来年での再挑戦を誓うとの結果となりました。一応対策は立てて来年は3台で挑戦です、完璧には所詮フィルムの再現域に収まらないものの、せめて絵として許せる範囲には写しとめたいものですね。 |
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| これがドラム缶形筒 |
4台が揃いました 魚市場周辺岸壁・昼過ぎ |
安定用の角材取り付け | 旗の上にトーチと準備完了 この後、防水シートを被せて 海に浮かべて曳航されます |
写真(2004年)
今回は最近出番の多いデジカメ(kissD・レンズ17〜40mm)と35mmネガとの
2台使用で、デジカメ分はD、ネガ分をNと記載してあります。
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| 犬走島の10号玉と台船1のスタマ(D) | みさご島の7号玉と台船2の早打ち(D) | みさご島(右)と台船より(D) |
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| みさご島(右)と台船より(N) | みさご島(右)と台船2台の終盤スターマイン競演(D) | |
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| みさご島(右)千輪と台船より(N) | 芸協5号より「花毎の月」新潟煙火 中部では珍しい吊り星(N) |
海上スターマイン(上D、下N) |
海上スターマインの写真、上のデジカメ分は完全な失敗、終盤5分前より各所から一斉にスターマインが揚がりますが、これの撮影に気を取られ合図のトーチの灯りの確認が遅れ、当初縦位置と絞り変更をする予定が、その間なく撮影(f13での全露出)、下は35mmネガ分で最初の爆発分を入れずに露光、左背後にトメの15号は入れる予定外でしたが、もう少しポジションを変えて縦位置で15号を入れれば絵としては面白いかなという所,、ネガだけに露出オーバーの影響はデジカメやポジより少ないが、写真をよく見ますと、煙の影響もある感じですね。飛び覚悟で打ち出し部分もいれて迫力をだすか、さらにタイミングを遅くして玉だけを入れるか、露出を思い切り絞るかf22以上、8号・10号とも入れて賑やかにするか etc 以上今回の反省でした。
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